2014年08月30日(土) 天気:曇 気温:28/21℃
8月も終わろうとし、夏の終わりが名残惜しいですが、サクッと川に行ってきました。
場所はもちろん、埼玉県。
もはや何時間も掛けて桧原湖や野尻湖に行く理由が見つからないので・・・
さて、思うところがあり通い続けているスモールマウス。
釣る事が目的なのは間違い無いのですが、もう気分は研究者です(笑)
釣れるのは当たり前。
それをどういったシチュエーションでどんなストーリーでバイトまで持っていくか?というのが楽しみの一つであり、検証課題です(笑)
そして、足りないシチュエーションは、工夫で作り出すという何とも変態な検証も併せて練習している今日この頃(笑)
前置きはさて置き、本日は午前のみの予定。
環境を自分の勝負出来る条件に当てはめる為にはポイントの確保が不可欠なので、早めに家を出てポイントを確保!
そして、ボーッと煙草をふかしながら水面を眺めます。
この釣りは現代のバスフィッシングの考え方とは対極の釣り。
考えに逆らうつもりは更々無いですが、1時間で10キャスト程度のスローペース。
その代わり、確実に見えている魚を一撃で仕留める必殺仕事人の釣り。
キャスト制度で釣果に雲泥の差が出るのも事実。
煙草を吸い終えるくらいで、魚の本日のポジショニングと状況を把握した。
そして、学習のねらい(笑)
大きく分けて、スクールを3つ確認。
① 1つ目は50upのモンスター集団
② 2つ目は40センチ台のヤル気の無い集団
③ 3つ目は40センチ台で動きが活発
まず、最初のお題は・・・
“1番ヤル気の無い40センチ台のスクールを流心から外したポイントで、トップで出す!”
ヤル気のある奴らは、流心でベイトを追っかけ回してるので、いつでも釣れる。
そして、その集団を釣り上げると魚が散るという理由からこいつらは最後。
どんなヤル気が無くても、飯食える場所は魚が意識してるから、ここを最初に荒らすと、魚が散りポイントの復活に時間が掛かりますからね…
逆にヤル気の無いスクール。
ヤル気無くても腹は減ります。
個人的には、そういったスクールは、労せずして獲物を取るハントの仕方が上手いスクールだと予測しています。
モノは試し。
検証①スタート!!
『1番ヤル気の無い40台のスクールを流心から外したポイントで、トップで出す!』
とっておきの仕掛けをピンポイントにキャストして緩い流れに乗せる。
案の定、1匹がスクールから外れてユラユラと寄ってきて、ルアーを見ています。
そこで、ラインスラッグを操りながら、過度なアクションを付けずに我慢。
すると…
バフォッ!!
勢い良く水面を割ったのは、寄ってきたのとは別の個体。
これが狙いなんです!
食わせのモーションに入る前にルアーのポジションを操り、少し間を取って奪い合いを演出するんです!
もちろん、流れがあるので、食わせのターゲットポイントに流れ着く前に、
「 早く気付け! 」
って心の中で叫んでますけど(笑)
40くらいかな。
この食わせ方をすると、魚を寄せる時に途中までスクールごと着いてきますので、何匹クラスのスクールで、どんなサイズの魚が居るかも把握しやすい!
次に検証②。
『モンスター集団に同じアプローチが通用するか?』
仮説と言うか、答えはNOと思料。
過去数回の釣行から、これで反応しない事は知っていた。
そして、このスクールを食わせた時はいつもやり方を変えていたから。
予想を反して、水面爆発は発生したが、サイズは40台そこそこ。
これはラッキー(笑)
完全に狙った魚とは別物・・・
つまり、、、これは釣ったではなく、たまたま釣れた(笑)
ただ、とにかく目が良い。。。
「アンタ、そこから来るんかい?!」と感心するほどの猛スピードで横取りしていきやがった。
そして、やっぱりデカイのはひと工夫しないと食わない。
ただ、食ったきたのは想定外だったけど、サイズを鑑みると、あながち間違いじゃ無いと思う。
ここはまだ納得のいく解が出ないので、保留!
最後に検証③
『流心のハンター達を狩る!』
これはもう説明不要ですね。
1番簡単(笑)
てか、スモールのアプローチを知っている人なら誰でも釣れると思う(笑)
時間も無くなってきたので、そろそろ納竿。
本日のキャスト数は2時間で6投。
3バイト、3キャッチ。
2分の1で食ってる計算、バイト率50%。
これなら、「こういう釣り方」ということで成立してるんじゃないかな。
季節も進み、もう9月になるから、この釣りの検証の続きはまた来年。
今年のスモールマウス釣りはボウズ知らずの楽しい釣りが出来ました!
ラージは1月からビッグベイト投げ続けて散々やられて、真冬に人生初の11連続ボウズ食らってるので、9月からはラージマウスに本腰いれていきます!
【使ったもの】