2021年3月15日(月) 天気:晴れ 気温:18/7℃ 中潮(新月終わり)
今年の初釣り。
テンション上がって寝れなかったので、クソ早い出動です(笑)
去年は釣行6回、バスは7本しか触っていない。
近年は仕事に没頭しているので、今年こそはちゃんと時間を作って釣りをしようと決めた。
差し当たり、「新しい道具を買えば行かざるを得ない!」という安易な発想からリールを新調した。
20ルビアス FC LT2500S-XH。
エクストラハイギアってやつ。
春のプリスポーンバスを狙っていると、巻いていても全く反応しない時期がある。
特にメスのブラックバスを狙い打って釣りをしていると巻きに全く反応せず、お手上げ状態となるシーンがあり、そんな時にはスピニングタックルの出番となるわけ。
- 巻きで反応しなければ無理に巻かない
- フワフワさせながらフォール、ステイを繰り返す
- ステイから反射的な”散らす”アクションを入れる
ざっくり言うとこんな感じです。
(ざっくり過ぎですがw)
ラインはフロロやナイロンではなく、PEを使います。
PEは ピットブル8本編0.8号 をチョイス。
リーダーは多めに1.5ヒロ、2メートル半ほど取ります。
パワーファイトが前提なので、 シーガーグランドマックスFX2.5号 を使いました。
現地に到着したのは朝マズメ。
意中のポイントを確保できた。
まずは場所取りをしないと全ての構想が崩れるから、ポイント取りが一番大事。
これで釣果の8割は決まると思っている。
あとは、意図してこのポジションに立っているため、後から来た釣り人が”わざと空けている”場所に入って来ないことを祈るのみ・・・
今回の釣りはロングロッドが必要で、以前は7.7ftのミディアムアクションのスピニングロッドを使っていたが、更に長さが欲しいと思いスコーピオン2832を新調。
ロングロッドでPEライン、シーバス狙えるタックルセッティングなので、パワー的には問題なし!
フィネスやヘタなベイトタックルより強いから、掛けたらゴリ巻き。
ファイトは60秒以内に決着をつけるのが魚にも優しい。
まずはデプスのブルフラット3.8インチをリューギのインフィニ3/0をセットして、バスがさしてくるであろう場所にキャストする。
順序的には、バスがさしてくる場所にキャストする時はシャロー側からアプローチしていく。
本当はこの時期、この水温、この環境なら「ココ!」って場所に最初に投げたいところ。
なぜシャロー側からというのは後ほど答えが出ます(笑)
一番シャロー側にキャストして何投目だろうか?
1時間くらいサーチしていたら、遂に魚が入ってきた!
「チャンスタイム突入!」
と勝手にワクワクしていたら、ルアーを魚が咥えて走り出しているのがラインに伝わってきた。
辺りは薄暗いから、視覚的な立ち振る舞いは出来ない。
新調したリールを思いっきり巻きながらラインスラッグを取りつつ、フルフッキング!!
強めにセットしたドラグが「ギュッ」という音とともに少し出た。
”ぼちぼちサイズかな”
フッキング時に伝わる重みである程度のサイズ感はわかる。
プリスポーンの時期はブラックバスのウエイトが割り増し期間なので、少し期待してしまう。

ルビアスでの初フィッシュ、個人的にも今年初フィッシュだったので丁寧に写真撮りました。
魚が逆ですが・・・笑
ちゃんと測ったら47cmくらいですが、50cm無いので即リリースです。
因みに、この魚は口が残念でした。
傷も新しいものではなく、小バスの時にバサーから口を破壊されたバスだと思われます・・・
力強く生きていることはスゴイけど、フックはちゃんと外してあげましょうね・・・

しかし、一番シャローにさしてきたので、ここから先は時間勝負です。
すぐに魚をリリースし、同じ場所に再度キャスト。
・・・
・・・
反応ナシ。。。
すぐさま、2投目。
同じラインを輪切りにするように1段下(シャローとブレイクの中間)へキャスト。
すると、、、気持ちの良い吸い込み系のバイト!
「してやったり!」狙い通りだった。
この時期にシャローにさしてくるバスは単体で泳いでくる可能性よりも、
- 産卵行動前のプリが腹ごしらえにくる
- オスがメスを(産卵床へ)引き連れてくる
- メスがオス(というか産卵床)を求めてさしてくる
と単体行動が少ない傾向にある。
水に潜って確認したわけではないから、厳密にはわかりません(笑)
でも、ボイルを除けば、2投で2本釣れるのはこの時期が一番確度が高く、現に連発で取りやすいのは圧倒的に春のこの季節。
過去の写真を見返しても、分刻みで釣れてる写真が一番多いのが春。
てか、写真にタイムスタンプが付くのって地味に凄いし、便利な世の中になったもんだ。
昔は ”写ルンです” というのが あってだな・・・
ただ、わかっているのはどの段階のバスか(今の産卵行動の段階)で口の使い方=”アタリの出かた”が異なります。
1.の産卵行動前の腹ごしらえをする魚を釣るのがプリスポーンのメス狙い。
ブラックバスの習性と産卵行動モードになるこの時期特有の釣り方。
狙って釣らないと行き当たりばったりの釣りだとオスの比率の方が格段に上がります。

釣れたのは一回り大きいメスのバス!
手を当ててみたら、「50cmあるかも」ってことでメジャー投入!

かなり肉厚な個体で、50cmありそうに見えましたが、48~49cmくらい。
どう測っても50cmにはならない個体だったので、ウエイトだけ測ってリリース。
遊んでくれてありがとう!たくさん卵産んでください!
お腹のチェックをしてみましたが、産卵管の感じから今からもっと大きくなる感じに見えました。

参考までにウエイトも測ってみましたが、1810gとまだまだといった感じ。
身体に傷ひとつない、尾尻の状態も綺麗な個体だったのでメスだと思います。
なんなら、口も綺麗で初めて釣られた魚っぽかったです。

今年は早いのか?遅いのか?
全体的に産卵に向けてメシを食いだしたって状態に見えました。
いきなり来て判断は出来ないし、例年だとこうとかも参考程度にしかならないから、これから何本か釣ってみて確認するしかない。
3本目は同じラインで46cmのメスをキャッチした。
セッティングをスタッガーワイド4に変えて、テンションフォールを掛けている途中で「ゴンッゴンッ」とひったくって持っていこうとするバイトだった。
同じスタッガーワイド4のセッティングで4本目も出たが、これがオス。
45cmくらいだった。
ある程度、バスのポジションとサイズ感、雌雄の比率が見れたので、その後の魚は釣って即リリース。
4本で合計6,460gでした。
今年の初釣りで、環境も全然把握していない中での釣果としては上出来だけど、なんとなくこの時期はこの辺から探し始めたら魚に出会えるんじゃないか?という過去の経験が役に立った釣行でした。
4年も同じ場所に通ってるから、なんとなくシーズン毎の魚のポジションが予想できたのが良かった。
そうこうしているうちに日が昇ってきたので納竿。
近年は日の出開始で9時あがりという釣り方が多くなってきた。
純粋にキツイ(笑)
次回以降の課題は、今シーズンのこのバス達の産卵行動が例年より、
「早いのか?遅いのか?」
これを判断するためには毎週通って最低1本は必ず釣らないと判断ができない。
また来週も来れるようにちゃんと調整します(笑)
【使ったもの】