2014年05月25日(土) 天気:晴れ 気温:24/18℃
今回は房総半島の有名な亀山湖ではなく、お隣の片倉ダム(笹川湖)に行ってきました。
なぜ、サイズでも知名度も有名な亀山ではなく、片倉かと?
それは、写真を見てのお楽しみという事で(笑)
前置きはさておき、今回もブラックバスとの格闘をご覧下さい!
まず、Why 片倉?という野暮な話は、これを見てもらえれば・・・
ブラックバス釣りをする人であれば、もう説明は不要ですよね(笑)
とにかくゴージャスなんです!
池原ダムを彷彿とさせるストラクチャーの数々、大自然に囲まれて美味しい酸素を吸いながら釣りが出来るなんて幸せすぎるでしょ!!
このロケーションであれば、1時間半のドライブも苦にはなりません(笑)
今回はいつものメンバー(部長、カメラ)と最近良く一緒に釣りをするtakuzoちゃんも同行して、ボート2艇で開始です!
エレキをセットして、ひと段落してボート見たら気付いたんですが、こういう細かいところに性格の差が出ますね(笑)
因みに、これはマイポリシーですが、ルアーやリグはポイントに入る前にセットします。
ラインの磨耗、傷が入る事が嫌いなので、リグって車に放り込むなんてワタクシには出来ません!!
細かい事ですが、デカイのに切られて後悔するくらいなら、面倒なのは我慢ガマン(笑)
片倉ダムはバックウォーターが大きく2方向にあり、エンジン禁止なので、右に出るか左に出るかでその日を運命を決めることになります(笑)
その時期の状況に応じて、どちらに行くかをチョイスするのも本人の経験や凡その予測が肝になります。
スポーニングが終わった個体も出てきている時期なので、アフターのバスを狙って、魚が付きそうなポイントで 2~3投しては移動みたいな感じで、撃ち上がりながらバックウォーターを目指す。
途中で立ち寄ったゴージャスなストラクチャー周りで、takuzoちゃんにアタリがあった。
「来たー!!」って言うから振り向いたらコレ・・・(笑)
ここは「カットテールワーム 」を「インチワッキーJr 0.9g 」にセットして攻める。
インチワッキーのフックですが、ワームはジグヘッドを使うように普通にセットしてチューブで固定します。
この時期はコレを多用しますが、理由は簡単で、過度な垂直フォールを避けたいのと、テンションフォールやカーブフォールで ヤル気の無いこの時期のバスに少しでも仕掛けを見せるための工夫ってやつですかね(笑)
ここではアタリを取れず、移動。
そして、次のポイントで同じようにサーチしながら撃っていると・・・
またまた、「来たー!!」って言うから振り向いたらコレ・・・(笑)
おお!サイズアップしてる!!デカイやん!!
って、これを釣りに来たわけではありません(笑)
でも、これを釣ってくれた事で分かったのですが、ブルーギルが綺麗な婚姻色に近づいていて、 ギルのスポーニングも始まりつつある事を実感!
ゴンザレス釣るヒントになるんですわ、このブルーギルって魚(笑)
そんなこんなで、目的のバックウォーター付近へ到着。
そして始まります、ビッグベイト祭り(笑)
あんなギル見せられたら投げ倒すしかないでしょ?!
「ジョインテッドクロー178 」やら「I-SLIDE185 」が飛び交い、遠目から引き気味の視線を送られているワタシ達(笑)
でも、当人達にしかわからない現象が起きてたんですわ!
魚が湧いて出てきてる!!
沈んでいる立ち木やストラクチャーから、30クラス~明らかにゴンザレスまで数匹が時々出てくるんです!
これはライトリグや普通の撃ち、巻きの釣りを投げていると絶対にお目にかかれない現象です。
見てしまったらやるしかない!とビッグベイト祭りしてしましたが、バイトには至らず、午前中は終了・・・
終了ついでに、バックウォーターから下る際に入念に岸際の状況をチェック。
ひたすら見る。見るのも釣り。
そして、コレが午後の部に活かされるのです。
午後は午前とはうって変わって、縦ストの釣りに切り替えました。
午前に上流部でアタリを取れなかったため、自分が想定するスポーンの時期感がズレていると判断。
バックウォーターからの帰りに岸際を観察して、アフターの個体が岩盤についているのを何回か確認できたので、 岩盤に付くビッグワンにターゲットを絞った。
釣り方は午前と同じ「カットテールワーム 」を「インチワッキーJr 0.9g 」にセット。
誰もやらない一見ポイント的にはプアーな岩盤。
周りにはストラクチャーらしい物はナシ。
でも、大き目の個体がアフターでボーっと付くのは、案外そういった場所だったりします。
横に岩があればOKなんです・・・
イメージとしては、大きなダムのダムサイドのコンクリートの岸壁にデカバスが単体でプカーンと浮いているのを見ませんか?
あれです。
あとは、バスが付いているであろうレンジに仕掛けを合わせるんです。
表層なのか、50センチ以内なのか、3メートル以内なのか、はたまた5メートルなのか。
この釣り方でボトムという選択肢はありません。
魚が中層でステイして、回遊してくるベイトを労せずして取るというのがコンセプトなので、あくまでも、ミドストです。
そして、釣り方を変えてから、答えは意外に早く出てくれました。
帰りに見て、ある程度の魚のレンジを掴んでいたので、岸ギリギリにキャストして、レンジ合わせの微調整でカーブフォール気味に探る。
探っていると、3メートル付近のスイム中にヤル気の無いバイト!!
フッキングも決まり、takuzoちゃんがランディングネットを差し出してくれたので、無事ゲット!
まあ、スケールで測る程のサイズでは無いんですが・・・
後で上アゴから測る人を初めて見たと知人にツッコまれたんですが、言うても1cmくらい長くなるだけでしょ(笑)
普段は50cm超えるか超えないかくらいのサイズしかスケール出しませんので・・・
適当です(笑)
それよりも見て欲しいのが、このバスの腹!!
ガリ痩せのアフター個体!!
コレです、これを狙ってたんです(笑)
こんな時は、サイズよりも自分のストーリー通りに魚を掴んだ喜びの方が大きいですよね!
場所を変えても同じパターンで食ってきたので、サイズよりも嬉しい何かがありました(笑)
ヒットルアーは廃盤のシャッドシェイプ(笑)
たった2匹と数に物足りなさを感じましたが、アフターのバスオンリーにターゲットを絞って午後から挽回できたので、 良しとしましょう。
個人的には、ここは地形的に冬の方が得意かも?なんて思っているので、寒くなったらまた来ようかな!
最後に・・・
片倉ダム(笹川湖)に行こうと思っている方、見た目のゴージャスさに騙されてはいけません(笑)
理由は撃てばわかります! 迷わず行けよ、行けばわかるさ(笑)